【選挙】簡単に自分の意思表明を選挙に反映させる方法。投票行為は経済合理的。

投票しても何も変わらない。どの政党の誰に投票していいのかわからない。

どの政党も似たような政策を掲げていて違いがわからない。政策は絵に書いた餅。

どの政党になっても社会は良くならない。などいまいち投票に足が向かないなんてことはありませんか。

 

選挙に行くメリットについて、元ライフネット生命の出口さんの著書「「おいしい人生」を生きるための授業」を読んで共感した部分からまとめ共有したいと思います。

 

①よりましと思える人を選ぶ。

「政治家にまともな人間はいません」とは元英首相チャーチルの発言です。国は違えど政治家のトップの発言というだけで重みはありますよね。

そう、選挙とは聖人君主のような素晴らしい人を選ぶのではなく、よりまともそうな人を選ぶ気持ちで臨むべきです。

肩肘はらずに、どうせみんなダメでしょ。でもその中から一番ましな人間を選ぶ。そう考えると選挙はもっと簡単に考えられそうです。

 

②現政権(与党)に対して不満があるなら野党に投票。

この考え方は非常にシンプルだけど、とてつもない破壊力がありそうです。

各政党の政策を細かく知らなくても、どの野党が良いのかわからなくても極論ですがそれでOKだと思います。現政権が選挙後に与党を継続したとしても前回よりも投票数(投票率)を落とした場合、政策の見直しといった強い影響力を与えることができるはずです。

だから選挙のことはよくわからない人でも、なんとなく今の与党の政策に違和感を覚えている方は野党に一票を投ずることをおすすめします。

政治の世界は与党か野党か。与党であること維持することは最低限の目標ですが、

次に大事なのは余裕で与党なのか、ぎりぎりで与党なのかの位置関係でしょう。

単独与党ではいられず、連立を組むこともあります。

政治の世界は0か1ではなく0.2:0.8や0.4:0.6など緻密な力関係が存在しているはずです。

 

③若年世代はより投票を

年齢別人口比では高齢世代の方が若年世代よりも比率が大きいので投票率で高齢世代を大きく上回らないと同じ勢力は保てません。

これまでも高齢世代の票が圧倒している状態ですので、現政権の政策は高齢世代向けに偏っている可能性が高いです。既得権益の絡みもあるかもやしれません。

 

まとめ

政治家による不正や汚職など度々メディアで報道され、政治への不信感、無関心へとつながっていますが、だからといって投票しないのはもったいない。選挙は感情論ではなく経済合理性でもって行っていく。自分の人生を能動的にデザインしていこう。